紅花資料館とは? わかりやすく解説

紅花資料館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/10 05:53 UTC 版)

紅花資料館
紅花資料館
日本内の位置
施設情報
正式名称 河北町紅花資料館[1]
事業主体 河北町
管理運営 河北町産業課
開館 1984年(昭和59年)5月
所在地 999-3511
山形県西村山郡河北町谷地戊1143
位置 北緯38度26分18秒 東経140度17分59秒 / 北緯38.43833度 東経140.29972度 / 38.43833; 140.29972
外部リンク 紅花資料館
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紅花資料館(べにばなしりょうかん)は、山形県西村山郡河北町にある河北町立の資料館である。ベニバナに関連する資料や享保雛などを展示している。

概要

「べに花の里」として有名な河北町にある全国唯一のベニバナの資料館。富豪だった堀米四郎兵衛の屋敷跡であり、堀米ゆず子(バイオリニスト)の父親の生家でもある。館内には武器や生活用品および古文書など5,000点を保存しており、1982年(昭和57年)にこれらの寄贈を受け、1984年(昭和59年)5月に開館した。

館内

  • 長屋門 - 江戸末期に建てられた。塀の上壁は紅殻を加え加工したもの。
  • 武者蔵 - 1853年に建てられた。
  • 工房くれない - 町内に残る蔵を移転復元したもの。紅花染・わら細工などの体験学習の場として利用されている。
  • 紅の館 - 各時代の雛人形、紅染衣装等を展示している。
  • 御朱印蔵 - 朱印状の収蔵庫。1863年に建立。棟梁は松田仁作、設計および正面の彫刻は細谷藤吉、木鼻の獅子は高山文五郎の作品。
  • 座敷倉 - 町内で最も古い蔵の一つ。後世に座敷蔵に改造し、客室として利用されていた。
  • 物産館 - 紅花にまつわる物や町内の特産名産品を販売している。

入館料

  • 個人
    • 一般 400円、高校生 150円、小中学生 70円
  • 団体(20人以上)
    • 一般 350円、高校生 120円、小中学生 50円

開館時間

  • 3月〜10月 9:00〜17:00
  • 11月〜2月 9:00〜16:00

休館日

  • 毎月第2木曜日(祝日の場合は翌日)
  • 年末年始(12月29日〜1月3日)

交通

脚注

外部リンク

  • 紅花資料館 - 雛とべに花の里 かほく(河北町公式サイト)




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