米庵墨談
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米庵墨談(べいあんぼくだん、3巻・続編3巻、1812年、市河米庵著)は、書法の源流・執筆の要領を論じ、また文房全般を詳説している。米庵は草書について、「草書を学ぶには王羲之の『十七帖』を習うべきことは周知のとおりだが、その前に孫過庭の『書譜』を熟学する必要がある。王羲之の草書の法脈が存するのは過庭に勝る者なし。(趣意)」と巻1「十七帖」に記している。
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