箆野島とは? わかりやすく解説

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箆野島

読み方:ヌノシマ(nunoshima)

太平洋無人島

所在 徳島県海部郡由岐町

位置・形状 由岐町1km由岐湾口

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

箆野島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/17 00:40 UTC 版)

箆野島
箆野島と由岐漁港周辺の空中写真。
2017年5月2日撮影の6枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
所在地 日本 徳島県海部郡美波町西由岐
所在海域 太平洋
座標 北緯33度45分40.0秒 東経134度35分30.0秒 / 北緯33.761111度 東経134.591667度 / 33.761111; 134.591667座標: 北緯33度45分40.0秒 東経134度35分30.0秒 / 北緯33.761111度 東経134.591667度 / 33.761111; 134.591667
面積 0.073 km²
海岸線長 4 km
最高標高 53 m
     
プロジェクト 地形
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箆野島(ぬのしま)は、徳島県海部郡美波町西由岐に位置する無人島室戸阿南海岸国定公園に属する[1]

地理

由岐漁港の沖合に浮かぶ無人島。島名の「箆」という字は、矢で使う矢竹のことを指し、かつて島内に多く自生し利用されていた。初めは「ののしま」と呼ばれていたが、その後、島内にある「布かけ岩」が転訛して現在の「ぬのしま」になったとされる[2]

島の南側は海食崖で、北側はウバメガシなどが茂っている。また、西側は砂浜となっている[3]

歴史

江戸時代中期頃から人が入植され、島の東側に集落や田畑跡があり、戦後すぐの頃は島の東部で農業などを営んで暮らしている家があったが、1960年昭和35年)に無人化した。この集落は「なかむら」と呼ばれ、島頭神社や天神社なども残っている[2]。島頭神社は「竜神さん」の愛称で親しまれた神社で、卵を供えるという習慣が存在した[3]

1982年(昭和57年)には、島の所有者が島を売りに出し話題となった[3]

地元の中学生がキャンプに使用したこともある[3]

脚注

  1. ^ 海部沿岸の海藻類分布調査— 1”. 徳島県. 2021年4月6日閲覧。
  2. ^ a b 箆野島”. 島の散歩. 2023年7月6日閲覧。
  3. ^ a b c d (日本語) 日本の島ガイド SHIMADAS. 公益財団法人 日本離島センター. (2019年10月1日). p. 822. ISBN 9784931230385 


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