箇所銀とは? わかりやすく解説

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箇所銀

読み方:カショギン(kashogin)

江戸時代長崎会所純益金の一部長崎住民分配すること。


箇所銀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 06:15 UTC 版)

箇所銀(かしょぎん/かしょがね)は、江戸時代に、長崎の町人に毎年配布された給付金。本項では同一の趣旨で配布された竃銀(かまどぎん/かまどがね)についても併せて解説する。


  1. ^ a b 「箇所銀」『国史大辞典』第3巻 吉川弘文館、288頁。
  2. ^ a b 「竃銀」『国史大辞典』第3巻 吉川弘文館、560頁。
  3. ^ 赤瀬浩著 『「株式会社」長崎出島』 講談社選書メチエ、104頁。
  4. ^ 原田博二著 『図説 長崎歴史散歩 大航海時代にひらかれた国際都市』河出書房新社、19頁。
  5. ^ a b 「箇所銀・竃銀」原田博二著 『図説 長崎歴史散歩 大航海時代にひらかれた国際都市』河出書房新社、120-121頁。
  6. ^ a b c d e f g 「利益の配分「箇所銀・竃銀」」赤瀬浩著 『「株式会社」長崎出島』 講談社選書メチエ、145-147頁。
  7. ^ 文化5年(1808年)の桶屋町の記録では、一箇所あたり銀67匁が支給されたが、実際の配分は一箇所につき11匁ほどだった。
  8. ^ 文政6年(1823年)以降、箇所銀は一箇所につき年に134匁(総額524貫500目)、竃銀は一竃につき年に35匁(総額345貫)であった。
  9. ^ 赤瀬浩著 『「株式会社」長崎出島』 講談社選書メチエ、145頁。
  10. ^ 原田博二著 『図説 長崎歴史散歩 大航海時代にひらかれた国際都市』河出書房新社、126頁。


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