筑後今村氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 03:48 UTC 版)
筑後今村氏は、筑後宇都宮氏族で蒲池氏の庶流である。筑後太守蒲池義久の次男蒲池大隅が今村氏を名乗り今村大隅より筑後宮園城城主となる。筑後宇都宮氏系図によれば、 宇都宮貞泰━宇都宮貞久━宇都宮懐久━蒲池久憲━蒲池義久━蒲池大隅(今村)━今村瀬兵衛━今村薩摩━今村覚盤 江戸時代末に入り、柳川藩の幾尾姫を受けるために柳川藩に仕官した。当時柳川藩には一族の今村氏が家来となっていたため、立花家の家老格の江崎氏の名籍を継ぐ。今村一族は鎌倉時代より現在まで筑後に住んでおり、江崎氏は現在もみやま市の広安館跡に住する。なお宮園城趾は広安館の南にある東照寺境内にあった。 『筑後武士』の著者である江崎龍男はその子孫。家紋は左三つ巴、鷹の羽ふたつ等。
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