第82回箱根駅伝 優勝・亜細亜大学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:38 UTC 版)
「番狂わせ」の記事における「第82回箱根駅伝 優勝・亜細亜大学」の解説
亜細亜大学が4連覇中だった駒澤大学や、強豪校の順天堂大学らを抑えて初優勝を飾った。駒澤大学は前回の優勝メンバーのうち卒業生を除いた6人全員を配置するなど圧倒的な選手層で史上3校目の大会5連覇が期待されており、順天堂大学も後に山の神と称される今井正人らを擁していた。往路では距離が改正された4・5区で区間賞を出した順天堂大学が往路優勝するも駒澤も30秒差の2位に喰らい付き、亜細亜大学もトップから2分51秒差の6位だった。復路で順天堂はリードを広げるが、8区で選手が脱水症状で大ブレーキを起こし首位から陥落した。さらに9区では首位になっていた駒澤大学も亜細亜大学に抜かれると、そのまま逃げ切られてしまった。亜細亜大学は箱根駅伝の前哨戦ともいえる出雲駅伝では8位、全日本大学駅伝では11位と共に下位に甘んじており、時の監督であった岡田正裕監督(後に拓殖大学陸上競技部監督)が優勝を狙うと発言しても、部員の多くの反応は鈍かったという。
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