第4楽章 Finale:Allegro assai molto apassionato (ヘ短調―ヘ長調、2分の2拍子)
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第1主題は、「トレモロに伴奏されて上昇してゆく、激した低音楽器の旋律であり、非常にブルックナー風に響く」。結末に近付くと、練習番号にしてTとUのほぼ中間地点で、先行3楽章の回想が行われる。ブルックナーの1873年版の《「ワーグナー」交響曲》もまた、終楽章の同様の箇所で先行楽章の主題を回想している。なお第346小節~第349小節(属和音の上の上昇モチーフを繰り返して激しさを増す方法)は、同じヘ短調の《エグモント序曲》に由来している。主題回想後はヘ長調に転じ、マエストーソからアレグロ・アッサイのコーダにより明るく締めくくる。
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