第2曲 (ハ長調)アレグロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 16:51 UTC 版)
「音の絵」の記事における「第2曲 (ハ長調)アレグロ」の解説
作曲者本人が好んで演奏した作品の一つ(RCAへの録音集の中に実在する)《前奏曲 嬰ト短調》作品32-12と同じく、トロイカを連想させる装飾音型が一貫して鳴り響く中、旋律が聞こえてくる。調号が書かれていないために、一般にハ長調と呼ばれているが、実際には変イ長調やハ短調などに転調している部分がむしろ主で、ハ長調の主和音は最終小節まで登場しない(冒頭は第三音を欠いたC-Gの空虚五度)。最終小節に限って、作曲者本人のペダリングが記されている。
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