第2巻(倫理的な卓越性(徳)についての概説1)
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第2巻 - 全9章【倫理的な卓越性(徳)についての概説】第1章 - 倫理的な卓越性(徳、アレテー)は本性的に与えられているものではない。それは行為を習慣(エトス)化することによって生まれる。 第2章 - ではいかに行為すべきか、一般に過超と不足とを避けなければならない(中庸(メソテース))。 第3章 - 「快楽(ヘードネー)」や「苦痛(リュペー)」が徳に対して有する重要性。 第4章 - 徳を生じさせるに至る諸々の行為と、徳に即しての行為とは、同じ意味において「善き行為」であるのではない。 第5章 - 徳とは何か。それは「情念(パトス)」でも「能力(デュナミス)」でもなく「状態(ヘクシス)」である。 第6章 - ではいかなる「状態」であるか。それは「中(ト・メソン)」(中庸(メソテース))を選択すべき「状態」に他ならない。 第7章 - 前章の定義の例示。 第8章 - 両極端は「中(ト・メソン)」に対しても、また相互の間においても反対的である。 第9章 - 「中(ト・メソン)」を得るための実際的な助言。
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