第2巻「機関車トーマス」
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「汽車のえほん」の記事における「第2巻「機関車トーマス」」の解説
「機関車トーマス (絵本)」を参照 オードリーは1945年のクリスマスに、木切れからクリストファーのためのタンク式蒸気機関車のおもちゃを作り出した。クリストファーはこのおもちゃに「トーマス」と名付け、一番のお気に入りのおもちゃになった。こうして世界一有名な機関車「トーマス」が誕生した。クリストファーは、「トーマス」に関する話を作るように父親に求め、オードリーは1946年までにトーマスが活躍する4つの話を作り、レジナルド・ペイン (Reginald Payne) が挿絵を付けて第2巻「機関車トーマス」が出版された。その際、ペインはクリストファーのおもちゃの機関車のままでは挿絵にできないと判断し、ロンドン・ブライトン・アンド・サウスコースト鉄道のE2形機関車(クラスE2)をモデルにトーマスを描いた。オードリーはリアルなペインの挿絵には満足だった。ペインの挿絵は重版時にレジナルド・ダルビーにより描き直されたが、大半は従来の挿絵を模写しているため、ある程度ペインの作風をうかがい知ることはできる。
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