第1楽章「大地の哀愁に寄せる酒の歌」
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アレグロ・ペザンテ イ短調 3/4拍子 詩は李白「悲歌行」に基づくが、自由に改変されている。テノール独唱。 ホルンの斉奏で始まり、劇的でペシミスティックな性格が打ち出されている。歌詞は3節からなり、各節は「生は暗く、死もまた暗い」という同じ句で結ばれる。この句は最初はト短調、2回目に変イ短調、3回目にはイ調(長調と短調の間を揺れ動く)と半音ずつ上昇して強調されている。 諸井誠はこの第1楽章と次の第2楽章について、ソナタ形式として分析することが可能だとしている。
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