第1巻「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 05:06 UTC 版)
「青春ブタ野郎シリーズ」の記事における「第1巻「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」」の解説
ゴールデンウィークの最終日、高校2年生の梓川咲太は同じ高校の先輩であり、女優として有名な桜島麻衣に図書館で出会う。彼女はなぜかバニーガール姿だったが、咲太以外の図書館の利用客には彼女の姿や声が認識できないようだった。 麻衣の透明化現象は、都市伝説として知られる思春期症候群の一種であり、彼女が女優業を休業し、学校でも孤立して空気のような存在を演じていたことが原因だという。咲太はこの状況を正常化するには、本来麻衣がやりたがっていた女優の仕事を再開すればいいと語る。 麻衣はその言葉に推されて芸能界復帰を決断するが、思春期症候群の影響がどんどん広がって麻衣を認識できない人間が増えていく。そして咲太以外のすべての人は麻衣が見えなくなって彼女に関する記憶を失っていき、とうとう咲太さえも麻衣のことを忘れてしまう。 だが、とあることがきっかけで麻衣の存在を思い出した咲太が教室を飛び出し、校庭から校舎の全生徒に向かって、大声で麻衣が好きだと告白をしたことで、全校生徒が麻衣の存在を再び認識できるようになった。その一か月後、咲太は麻衣と交際を始めることになる。そして麻衣の芸能界復帰も決まる。
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