第二勇新丸とは? わかりやすく解説

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第二勇新丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/08 13:59 UTC 版)

第二勇新丸
基本情報
船種 捕鯨船
船籍 日本
所有者 共同船舶
運用者 共同船舶
建造所 内海造船瀬戸田工場
母港 東京港/東京都
姉妹船 なし
船舶番号 137139[1]
信号符字 JPPV[1]
IMO番号 9278040[2]
MMSI番号 432364000[2]
経歴
起工 2002年3月6日[1]
進水 2002年6月11日[1]
竣工 2002年9月30日[1]
要目
総トン数 1,059トン(国際総トン)
747トン(国内総トン)
全長 69.61m
垂線間長 62.5m[1]
10.8m[1]
深さ 5.3m
喫水 4.6m
主機関 川崎-MAN-B&W 6L35MC型ディーゼル機関 1基
推進器 スクリュープロペラ 1軸
出力 3,900kW
最大速力 18.848ノット
航海速力 17ノット[1]
搭載人員 25名
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第二勇新丸(だいにゆうしんまる)は、共同船舶が所有している調査船(目視採集船[3])。実質的にキャッチャーボートであり、2019年7月の日本の商業捕鯨再開以後は調査船ではなくキャッチャーボートに類別されるようになった。

概要

内海造船瀬戸田工場で2002年平成14年)3月6日に起工し[1]、同年6月11日に進水[1]9月30日に竣工した[1]。75mm捕鯨砲・鯨探機等を備える。

シーシェパードによる事件

2008年(平成20年)1月15日、反捕鯨団体シーシェパードの活動家2名(ベン・ポッツ、ジルス・レイン)が本船に不法侵入し拘束された。2名は17日にオーストラリアの税関巡視船「オセアニック・バイキング」に引き渡された。

以後、シー・シェパードの妨害活動に対して水産庁監視船(目視専門船の第二昭南丸)の派遣と海上保安官の同乗が行われた[4]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k なつかしい日本の汽船 第二勇新丸”. 長澤文雄. 2025年7月8日閲覧。
  2. ^ a b NO.2 YUSHIN MARU, Fishing Support Vessel”. vesselfinder. 2025年7月8日閲覧。
  3. ^ 第23次南極海鯨類捕獲調査(平成21年度)の結果について水産庁報道資料---2012/07/22閲覧
  4. ^ 2011年度南極海鯨類捕獲調査の調査航海の終了について水産庁報道資料---2012/07/22閲覧

参考文献

外部リンク

日本鯨類研究所 プレスリリース 【シーシェパード侵入者をオセアニック・バイキング号へ引き渡し完了】2008年1月18日




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