符号無整数の場合の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/18 14:07 UTC 版)
ここでは、例示のために8ビットの符号無整数の乗算について説明する。 乗算器の入力であるふたつの数を と とし、ビット配列とみなす。 この場合、8回の 1ビット乗算で 8つの部分積を求める。の各ビットをにかける。 つまり、それは のビットを取り出して、その値に応じて か のどちらかのビットパターンを作り、ビット演算で論理積()を実行するのと等しい。 次に最終的な積を求めるため、部分積を以下のように足し合わせる。 別の言い方をすると、 は + の1ビット左シフト + の2ビット左シフト + … + の15ビット左シフトに等しく、最終的に 符号なしの16ビットの積が求められる。
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