競馬場での観戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 05:48 UTC 版)
日本においては競馬場に来場するファンや観客が比較的多く、1987年の第7回ジャパンカップを優勝したルグロリューの各陣営はインタビューで「日本では(各国と比較して)観客の多さが印象に残った」と語っていた。 日本の競馬ファンは観戦時、パドックなどで騎手に罵声や暴言を浴びせる傾向がある。騎手の武豊は「はっきり言って、日本の競馬ファンの質はとっても悪いと、僕も思う」と述べ、日本では「負けて帰ってきたとき、何をされるかわからない」と語り、日本以外の国との比較において「いちばん悪いですね、日本が」と評している。武に対しても罵声や暴言を浴びせるファンが存在するため、武はいちいち気にしてたらきりがないとしつつも、「でも、頭にきますよ。頭にくるというか、なんかもう情けないですね。この人、何しに競馬場に来ているのかな、なんて思います」と述べている。 2006年に日本の競走馬であったディープインパクトが、フランスで行われた凱旋門賞に出走した際、多くの日本の競馬ファンがロンシャン競馬場に来場したが、その際の振る舞いについてフランスの競馬専門紙『パリチュルフ』は、「奇怪な馬の被り物を被る、レーシングプログラムを強奪する、パドックで競走馬撮影のためにフラッシュを光らせる、レーススポンサーの看板の上に横断幕を張る、馬券を空中にばら撒く」といった観戦マナーの悪さを指摘した。
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