端端

デジタル大辞泉

つま‐づま【^▽端^▽端】

読み方：つまづま

物事のはしばし。すみずみ。

「—合はせて語る虚言(そらごと)は恐しき事なり」〈徒然・七三〉

はし‐ばし【端端】

読み方：はしばし

１ あちこちの部分。また、ちょっとした部分。「言葉の—に悪意を感じる」

２ あちらこちらの場所。末端の方の場所。

「いまだ京大坂にも—は知らずして」〈浮・胸算用・五〉

はつ‐はつ【^▽端^▽端】

読み方：はつはつ

［副］ちらっと。かすか。

「—に人を相見ていかにあらむいづれの日にかまた外(よそ)に見む」〈万・七〇一〉