符頭とは? わかりやすく解説

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ふ‐とう【符頭】

読み方:ふとう

音符の白または黒の円い部分


符頭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 23:53 UTC 版)

符頭(ふとう、英語: Notehead)は、音符の一部分。「たま」とも呼ばれる。通常は楕円形であり、五線譜上の配置されている場所が音程を示す。同じ形をしているが、中黒である場合や、白で塗られていない場合もあり、それが音価(すなわちリズム的な持続時間)を示す。全音符では、それより短い音符とは異なり、符頭が音符の唯一の構成要素となる。全音符より短い音符には符幹(ぼう)が符頭に取り付けられ、桁や符尾(はた)が付けられていることもある。全音符より長い倍全音符は符頭を垂直線ではさんだもの、2つの符頭をくっつけたもの、もしくは長方形の符頭で書くことができる[1]。"x"の形の符頭は、パーカッション、パーカッションの効果(ゴーストノート)、発声を示すために使うことができる。正方形、ダイヤモンド形、箱形の音符は、自然もしくは人工高調波を示すために使うことができる。


  1. ^ Gerou, Tom & Lusk, Linda: Essential Dictionary of Music Notation. Alfred Music, 1996, p. 210.
  2. ^ Busse Berger, Anna Maria (1993). Mensuration and Proportion Signs: Origins and Evolution. Oxford: Oxford University Press 
  3. ^ Burkholder, J.P., Grout, D.J., & Palisca, C.V. (2006). A history of western music 7th ed.. New York, NY: W.W Norton & Company. ISBN 0-393-97991-1


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