竃猫
読み方:かまどねこ・へっついねこ
「竈猫」とは、寒い冬などに炬燵の中にもぐったり竈の中に入ったりしている猫のことを意味する表現。「竈」は「かまど」と読むため、竈猫の読み方は「かまどねこ」である。他方で、「竈」のことを地方によっては「へっつい」とも呼ぶため、結果的に「竈猫」を「へっついねこ」と呼ぶこともある。
何もかも知つてをるなり竈猫
というものが知られている。また近年では竈のある家はかなり少なくなっており、代わりに「炬燵猫(こたつねこ)」というのが同じく冬の季語として季題として扱われる。
「竈猫」とは、寒い冬などに炬燵の中にもぐったり竈の中に入ったりしている猫のことを意味する表現。「竈」は「かまど」と読むため、竈猫の読み方は「かまどねこ」である。他方で、「竈」のことを地方によっては「へっつい」とも呼ぶため、結果的に「竈猫」を「へっついねこ」と呼ぶこともある。
竈猫と俳句
竈猫は冬の季語である。富安風生(1885年~1979年)の句として、何もかも知つてをるなり竈猫
というものが知られている。また近年では竈のある家はかなり少なくなっており、代わりに「炬燵猫(こたつねこ)」というのが同じく冬の季語として季題として扱われる。
芋焼酎「竈猫」
なお、宮崎県の落合酒造場の芋焼酎で「竈猫」という銘柄があり、この場合の読み方は「へっついねこ」である。- >> 「竈猫」を含む用語の索引
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