空要素のタグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 00:07 UTC 版)
従来のSGMLおよびHTMLにおける空要素は、DTDで内容モデルを空 (EMPTY) と決められた要素のことである(例:br要素)従来のHTMLでは、空要素の終了タグを書くことは許されていない。よって例えば、br要素のタグを「
」や「
」のように記述することもできない。 HTML5のHTML構文における空要素は、内容を含むことができない要素のことである。空要素はその開始タグを「>」「/>」のいずれかで閉じることができる。例を挙げると、br要素のタグは「
」と記述するほかに、XML構文のように「
」と記述することもできる。ただし空要素の終了タグを書くことはできない。また、このような記法が許されるのは空要素または外部要素 (foreign element) のタグのみで、その他の要素の開始タグは「>」で閉じねばならない。例えば、HTML5のHTML構文では内容を含まないp要素を「
」)、あるいは空要素タグ(例:「
」)のどちらでも表現できる。
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