空素沼奉納句帖とは? わかりやすく解説

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空素沼奉納句帖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 15:10 UTC 版)

空素沼」の記事における「空素沼奉納句帖」の解説

1825年文政8年空素沼干ばつ雨乞いをしたところ霊験あらたかであった。それで竜王信心の請中祭始まった。僧の茂木はもともと病気がち竜王祈っており、また蕉風学んでいた。彼は藩の俳人一人一句優れた句を集めて竜王奉納することにし、まとめられたのが空素沼奉納句帖であり1825年天保2年)のことであった。空素沼奉納句帖は秋田藩各派の句が網羅され当時秋田俳人がわかる。初願者は瑞龍和尚と後長老催主が既斎文補助高広亭児序文は渭虹(土肥秋窓)。出句は193人で現在は秋田県立図書館収蔵されている。 雲を呼ぶ神ぞ此神夏の雨 - 土肥秋窓 夕虹や一かたならぬ秋のいろ - 茂木 鶏頭やこれにも花の八重一重 - 高広亭児 降る雪の中に見分つ烏沼 - 秋山御風 散ることをやくなやうなり山桜 - 山県吾風(俳絵もよくした暮るるとも思はで歩行く花埜哉 - 三輪翡羽(能代女性俳人灯火のきつて奥あり梅の花 - 高橋柳枝本庄俳人

※この「空素沼奉納句帖」の解説は、「空素沼」の解説の一部です。
「空素沼奉納句帖」を含む「空素沼」の記事については、「空素沼」の概要を参照ください。

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