空素沼の生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 15:10 UTC 版)
空素沼ではイシガメ科のクサガメの日光浴をごく楽に観察できるが、幼体や卵が観察されておらず、放された個体が長年生存を続けているもののようである。 空素沼にはイシガメが大小合わせて相当数棲んでいる。時には、沼をはい出て付近の田畑に出て、農家に捕まえられることもある。ただし、農家はこのカメを決して粗末にしなく、沼の龍神の使者として多くの酒をのませて再びこの沼に放してやるのがつねである。神罰を恐れてである。 1969年(昭和44年)11月1日に秋田県水産試験場が養鯉池とする。いつの頃からか、目を悪くした、腹の病気などで願をかけた人が病が治るとお礼にカメを放して来たという。 1982年、秋田県内で最も早くオオクチバスが確認されたのは空素沼である。
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