積雪の効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 04:34 UTC 版)
積雪は、生物の分野では、生物の分布に大きな影響を与えることが知られている。ある程度以上、温度が下がる時期がある地域においては、寒冷期の最低気温とその生物の耐寒性がその分布要因として大きな意味を持つ。ところが、積雪は多くの空気を含むため、雪の中は外気ほどは温度が下がらない場合があるのである。たとえば日本海側は冬季の積雪が多いため、低木以下の高さにおいては、より温暖な地域の生物が意外なほどに北まで分布する。ユキツバキはその例によく挙げられる。
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