科学顧問団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/13 02:14 UTC 版)
この他に、会議にはジョージ・マーシャル陸軍元帥や、マンハッタン計画の責任者グローヴズ陸軍少将をはじめとした軍人のほか、広報の担当者、法律家、産業界の代表などが必要に応じて招聘された。 特に科学者からは、ブッシュとコナントの提案によってマンハッタン計画の各拠点のリーダー格4人の物理学者を集め、委員会の科学顧問団 (科学者パネル、Scientific Panel) とすることが決定された。 科学顧問団には、マンハッタン計画における主要な拠点、シカゴ大学冶金研究所 (Metallurgical Laboratory)、カリフォルニア大学バークレー校放射線研究所、そしてマンハッタン計画のために新たに作られたロスアラモス研究所から、それぞれ所長のアーサー・コンプトン、アーネスト・ローレンス、ロバート・オッペンハイマーが選ばれ、さらに冶金研究所からロスアラモスへ移った亡命科学者のエンリコ・フェルミがこれに加わった。 アーサー・コンプトン、シカゴ大学冶金研究所所長。 アーネスト・ローレンス、カリフォルニア大学バークレー校放射線研究所所長。 ロバート・オッペンハイマー、ロスアラモス研究所所長。 エンリコ・フェルミ。イタリアからの亡命科学者。
※この「科学顧問団」の解説は、「暫定委員会」の解説の一部です。
「科学顧問団」を含む「暫定委員会」の記事については、「暫定委員会」の概要を参照ください。
- 科学顧問団のページへのリンク