秋尾敏とは?

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秋尾敏

秋尾敏の俳句

おとといの日傘に忘れられている
これは時雨だ樅の木の謙虚な守り
さめざめと泣く滝もあり山の裏
てっぺんで眠ってしまう揚雲雀
タラップを最後に降りてくる秋風
バルカンに火渡りはあり夏の月
七夕を待たずに橋を渡るかな
両肩を露出して来る桜餅
二百十日へ凶暴な火を逃がす
人を待つ夜は名前のない新樹
何か言いたい木枯のト短調
倒木の立ち上がらんと朧の夜
傷つけてきた万象に種を撒く
兜町足から枯れていく男
冬の川記憶の川に流れ込む
列島は沈んでいるか揚雲雀
初空の下に無数の路地がある
匿名の木に覗かれている焚火
囀や日本というホームレス
図書館に知恵の静けさ冬灯
土を出て全裸の父の耕せる
大方の道は歩いた蝸牛
学校の兎前歯を光らせる
学校の柳が髪を振り乱す
寒林の何かを待っている寡黙
対岸を一気に咲かせ入学す
少年の夏野にビラが降っている
忘れないための消しゴム原爆忌
忘却がみんな桜になっている
急ぐなよ葡萄は一粒ずつ青い
悪の種あり晩秋を曲がる川
手に掬うべきものあまた寒の水
新都心とやらにどんぐりを投げる
明晰に唄い日傘に尾行られる
春寒のうどんに黙らせる力
晩秋と呼んで鏡をくもらせる
暗緑街道無音の翼など要らぬ
来年に自分はいるか暦売
澄む水の積まれて山を遠ざかる
牛丼のチンにて熱し冬初め
矢車のいつまで紡ぐ雲の糸
破れ傘いつか言葉を生むだろう
祈るほど寒し地蔵の掌
秒針に冬の重さが少しずつ
約束をして卯の花に遅く来る
素泊りの煙草が匂う風ぐるま
落日の仔馬はじめて西を見る
逃げてしまえば懐かしい焼野原
遠い約束ひまわりに火を貰う
黒揚羽男を二人知っている
 

秋尾敏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/23 16:46 UTC 版)

秋尾 敏(あきお びん、1950年 - )は、埼玉県吉川市出身の俳人、俳論家。本名は河合章男[1][2]全国俳誌協会会長(5代目)、現代俳句協会副会長。




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