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現代俳句データベース(俳句)
現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
「た」から始まる用語のさくいん
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- たぽ
- た(アルファベット)
- た(タイ文字)
- た(数字)
- た(記号)
- たましいの導となりし除夜の鐘
- たましいの透けることはもはなびら餅
- たましいの漂うに似てひまわりは
- 魂のためしばらくの雪解靄
- たましいのために俯くほたるぶくろ
- たましいのだんだん透ける落葉山
- たましいの剥製ダイヤモンドダスト
- 魂の一つ一つの黒葡萄
- たましいの吹雪をのぼる草城忌
- 魂のふれあう音か木の実落つ
- 魂の水澄む水を掬う形
- たましいやみんな螢に還るとき
- たましいを思い朴の葉拾い持つ
- たましいを華とおもえば霰ふる
- たましいを蹴りつつ還る冬銀河
- たましいを下天の花とおもいけり
- たましいを攫いに来たる秋祭
- たましいを鎮めて昏し烏瓜
- たましいをそっと眠らす蛍袋
- たましいを煙草に預け冬銀河
- たましいを彫刻したる吹雪村
- 鎮魂の落し文かもゆるく巻く
- たましひとときどき笑ふ花の種
- たましひのあしあとみゆるさくらどき
- たましひのいたるところに泳ぎつく
- たましひの渦曳く秋の神輿かな
- たましひの虚ろなる膜寒卵
- たましひのかたちを烏瓜にする
- たましひの糧とも白の寒牡丹
- たましひのしづかにうつる菊見かな
- たましひの漂ひゐたり蟻地獄
- たましひのたとへば秋のほたる哉
- たましひの屏風に宿る山水画
- たましひの繭となるまで吹雪きけり
- たましひを並べてみている日向ぼこ
- 玉砂利の音が増幅する暑さ
- 霊棚をたたみし跡にこぼれ米
- 玉椿八十八の母の息
- 玉苗や乙女が脛の美しき
- 玉葱腐る定型という自由
- 玉葱に似て地球てふ宇宙塵
- 玉葱に芽が出る暗さ本願寺
- 玉葱の芯にたまつてゐる正午
- 玉葱の熟睡音を立てず去る
- たまねぎのたましひいろにむかれたり
- 玉葱の輪の抜けざまの夫婦かな
- 玉葱はいま深海に近づけり
- 玉葱をつるす頭蓋が少し見え
- 玉葱を拔いて噂を気にしない
- 玉の緒のがくりと絶ゆる傀儡かな
- たまはりし桃に一間を灯しおく
- 賜はれる命の重さ去年今年
- 玉虫がきらきら溺れ水の皺
- 玉虫の羽のみどりは推古より
- 玉虫の光残して飛びにけり
- 玉虫の喰ひちらかされ金と銀
- 玉虫や熊野の闇のどかとあり
- 玉虫を拳ゆるめて光らしむ
- 玉虫を造る装置を探しけり
- たまゆらの香を曳く闇の沈丁花
- たまゆらの草の匂や夏の月
- たまゆらの命惜しめと銀杏散る
- 給わりて夕べ足らいし零余子飯
- 田水張られていきなり鷗現はるる
- 田水張り準備完了神宿る
- 田水張り天地一つに融け合える
- 田水張る雲の流離をわくわくと
- 田水張る盆地ふつふつ青のタッチ
- たむろして秋の鴉の人臭し
- 溜息の口の残りし雪だるま
- 溜息のひとつは林檎くもらせる
- 例ふれば恥の赤色雛の檀
- タメトモハゼに今上天皇かかずらう
- ためらい傷ほどの痛みや夏の月
- ためらうて地に着く雪や春隣
- ためらつてゐる木は春の風が押す
- 多毛の廃兵遠くで激しくつまづく驢馬
- 田も畠もみんな雑煮の椀の中
- 田も畑も捨てられ空の初燕
- たゆたうてゆくも心得雪明り
- たゆたひ出づる/死靈よ/わが天稟の/蓮蕐はやぶれ
- 弛むとき厚着の麗子壁にいる
- 便り出てくる壺からも木槿からも
- 鱈売り女雪女郎となりにけり
- たらたらと日が真赤ぞよ大根引
- たらちねの襁褓を替える良夜かな
- たらちねの耳疎くなる神の留守
- たらちねの母の乳房や布袋草
- タラップを最後に降りてくる秋風
- 鱈場大漁海鳴りのお題目
- 足るを知るそう言われても青蛙
- 垂れ髪に雪をちりばめ卒業す
- 太郎月の太朗のお年玉いちふらん
- 太郎に見えて次郎に見えぬ狐火や
- 太郎は初詣花子はバーゲンへ
- たわいなき春夢なれども汗すこし
- たわいなき饒舌透ける青簾
- たわたわと薄氷に乗る鴨の脚
- たわわなる柿の実にある倦怠期
- 田を植ゑて空も近江の水ぐもり
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