私設応援団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/15 00:56 UTC 版)
私設応援団(しせつおうえんだん)とは、日本野球機構から特別応援許可を得て、プロ野球の試合において鳴り物入りの応援を先導する一般市民による団体である。サッカーにおける同様の組織はサポーターの項を参照。学生野球・社会人野球、他のスポーツについては応援団の項を参照。
注釈
- ^ 応援する対象によっては、「サポーターグループ(サポーター)」と呼ばれるものもあり、日本国内においては主にサッカーによって社会で認知されるようになった言葉である。 サッカーにおける「サポーター(略:サポ)」は、広義では「サッカーファン」という位の意味から、狭義ではフーリガンに近い意味合いの「特定のチームに異常なほど熱狂的なサッカーファン」という程の幅広い意味を持つ。 バスケットボールとアメリカンフットボールにおいては、「ブースター」という呼び方が一般的である。これは元々NBAで使われてきた用語であり、bjリーグ発足に当たりNBAに少しでも近づけようと公式に使用を始めた。ただ、こちらの場合、チームごとで「ブースタークラブ」が設置されており、ほぼ「ファンクラブ」と言っても過言ではない。またXリーグにおいては正式呼称となっている。
- ^ Wikipediaに項目はないが、「全国ツバメ軍団」および傘下の「関東ツバメ軍団」「名古屋ツバメ軍団」「関西ツバメ軍団」「広島ツバメ軍団」が活動している。初代応援団長は岡田正泰。
- ^ その後各地の騒音条例やそれを元にした球場ルールに従うようになった。福岡ドーム、千葉マリンスタジアムのように22時以降も可能な球場では鳴り物応援が継続される。
出典
- ^ a b c 岡田依子「プロ野球私設応援団の文化論 福岡ソフトバンクホークス」『人間科学研究』第20巻、早稲田大学人間科学学術院、2007年3月、99頁。
- ^ a b c https://www.facebook.com/ToyokeizaiOnline+(2016年3月19日).+“プロ野球「私設応援団」の知られざる世界”. 東洋経済オンライン. 2023年8月19日閲覧。
- ^ a b c d e “「プロ野球応援団」の給料は?好きな野球をマネタイズ化する方法も紹介 | ファイナンシャルフィールド”. financial-field.com. 2023年8月19日閲覧。
- ^ プロ野球応援団147団体に「飲酒自粛を!」(野球) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
- ^ “特別応援許可規程”. 日本野球機構. 2011年5月3日閲覧。
- ^ “中日の私設応援団訴訟 球団側が全面勝訴”. スポーツニッポン (2011年2月18日). 2011年5月3日閲覧。
- ^ 悪質応援団の排除適法、球団側の全面勝訴確定 読売新聞 2013年2月14日
- ^ 高橋豪仁「「見るスポーツ」の権利に関する一考察」『スポーツ社会学研究』第22巻第1号、日本スポーツ社会学会、2014年、79-88頁、doi:10.5987/jjsss.22.1_79。
- ^ 【中日】ナゴヤDの鳴り物応援が消える!最低でも前半戦
- 1 私設応援団とは
- 2 私設応援団の概要
- 3 脚注
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