福音派の立場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 08:26 UTC 版)
日本福音同盟初代理事長の泉田昭は、「(神学的)自由主義(リベラル派)に対しての福音主義、エキュメニカル派に対しての福音派」と定義した。福音派の自己認識は、自らは福音主義であり、福音派だというものである。 日本キリスト教協議会(NCC)や、それに加盟する日本基督教団等は、エキュメニズム(カトリック教会等も含めた超教派融和運動)推進派(エキュメニカル派)であり、福音派の立場からは福音主義的ではないと見なされている。 エキュメニカル派に分類される日本基督教団は、公式にはプロテスタント合同主義を掲げるが、教団内部には「教会派」と「社会派」の対立がある。エキュメニカル派との対立概念である福音派においては、教会派と社会派の対立はエキュメニカル派内部の問題と考えられており、比較的には福音派と近い面がある教会派も、福音派とは見なされていない。
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