福永吉之助とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 福永吉之助の意味・解説 

福永吉之助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 22:04 UTC 版)

福永吉之助

福永 吉之助(ふくなが きちのすけ、安政3年12月5日[1]1856年12月31日) - 昭和20年(1945年7月31日[2])は、日本海軍軍人。階級は海軍主計中将[3]貴族院勅選議員

経歴

薩摩藩士福永直之丞の二男として生まれる。1875年明治8年)に海軍主計生徒となり、1883年(明治16年)に海軍少主計に任官し[1]海門大和厳島など諸艦の主計官を務めた[3]。さらに海軍省経理局第二課長、横須賀鎮守府経理部長、横須賀鎮守府主計長を歴任した[1]

1907年(明治40年)、海軍主計総監に昇進し、翌年には海軍省経理局長に就任した。1912年(明治45年)、予備役編入とともに[4]、同年5月27日、貴族院議員に勅選され[5][6]、死去するまで在職した[7]

栄典

位階
勲章

脚注

  1. ^ a b c 『人事興信録 第4版』ふ50頁。
  2. ^ 『官報』第5573号、昭和20年8月10日
  3. ^ a b 『貴族院要覧(丙)昭和12年12月増訂』227頁。
  4. ^ 『官報』第8681号、明治45年5月29日
  5. ^ 『貴族院要覧(丙)昭和21年12月増訂』22頁。
  6. ^ 『官報』第8680号、明治45年5月28日
  7. ^ 『貴族院要覧(丙)昭和21年12月増訂』53頁。
  8. ^ 『官報』第8702号「叙任及辞令」1912年6月22日。
  9. ^ 『官報』第1218号「叙任及辞令」1916年8月21日。

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。 
  • 『貴族院要覧(丙) 昭和12年12月増訂』貴族院事務局、1937年。 
  • 『貴族院要覧(丙) 昭和21年12月増訂』貴族院事務局、1947年。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「福永吉之助」の関連用語

福永吉之助のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



福永吉之助のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの福永吉之助 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS