福昌寺 (渋谷区)とは? わかりやすく解説

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福昌寺 (渋谷区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 23:02 UTC 版)

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福昌寺
所在地 東京都渋谷区3-10-13[1]
位置 北緯35度38分59.4秒 東経139度42分39.5秒 / 北緯35.649833度 東経139.710972度 / 35.649833; 139.710972座標: 北緯35度38分59.4秒 東経139度42分39.5秒 / 北緯35.649833度 東経139.710972度 / 35.649833; 139.710972
山号 渋谷山[2]
宗派 曹洞宗
本尊 阿弥陀如来[2]
創建年 安土桃山時代
開山 桂岩良嫩[2]
文化財 阿弥陀石棺仏(渋谷区指定有形文化財)[1]
法人番号 6011005000524
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福昌寺(ふくしょうじ)は、東京都渋谷区にある曹洞宗寺院

概要

石棺仏

安土桃山時代開山された[3]

当寺には、関東地方唯一といわれる「石棺仏」がある。「石棺仏」とは、古墳にあった石棺を流用してを彫った石仏の一種である。当寺の石棺仏は、石棺の蓋を流用し、阿弥陀如来を彫ったものである。調査の結果、石材は兵庫県産で、彫られた時期は南北朝時代であることが判明している。1950年昭和25年)、造園業の東光園(現グリーン・ワイズ)が入手し、当寺に寄進された[1]

また、かつて存在した渋谷生花市場の関係者によって造立された「花供養塔」もある[4]

交通アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 区指定文化財 阿弥陀石棺仏渋谷区
  2. ^ a b c 新編武蔵風土記稿 下渋谷村.
  3. ^ 渋谷区 編『新修渋谷区史 (中巻)』渋谷区、1966年、1185-1186p
  4. ^ 佐藤昇 著『渋谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド13)』学生社、1992年、172-174p

参考文献

  • 渋谷区 編『新修渋谷区史 (中巻)』渋谷区、1966年
  • 佐藤昇 著『渋谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド13)』学生社、1992年
  • 「下渋谷村 福昌寺」 『新編武蔵風土記稿』 巻ノ10豊島郡ノ2巻内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763976/84 

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