福島関所の設置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 22:56 UTC 版)
木曾福島関所の設置時期には諸説あり、慶長7年(1602年)、慶長8年(1603年)、慶長9年(1604年)、または慶長7年以前とする説、大阪の陣の頃との説がある。 『心計記』によると、妻籠に口留番所がおかれていたが、関ケ原以降の交通整備により福島に移転した。元和9年(1623年)に、福島関所は妻籠口留番所に代わって本格的な関所が置かれた。 御関所は慶長の頃まで、急度は之れなく、つまごに口留番所と申し、石川備前代より之れ有の由、関ケ原大坂御勝利、天下一統御泰平に罷り成り候て、国々の往還道筋、宿並びに関所等も極り候節、福島へ引候て、中山道にて福島碓氷両所の御関所と定まり候由 — 『心計記』、家高荒治郎著『木曽福島関所』、(大島(1995)150-151頁。所収)
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