神名・非皇族のワケ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 13:59 UTC 版)
『記紀』の国産みに登場する神名として「淡道之穂之狭別島」(淡路島)や「伊予之二名島」(四国)の土佐国の国魂神の「建依別」、「隠伎之三子島」(隠岐島)の別名「天之忍許呂別」、「筑紫島」(九州)の筑紫国の国魂神の「白日別」、豊国の国魂神の「豊日別」、肥国の国魂神の「建日向日豊久士比泥別」、熊曽国の国魂神の「建日別」、「大倭豊秋津島」(本州)の別名「天御虚空豊秋津根別」、「吉備児島」(児島半島)の別名「建日方別」、「大島」(屋代島(周防大島))の別名「大多麻流別」がある。また『出雲国風土記』に見える神名として「赤衾伊農意保須美比古佐和気能命」がある。 その他にも紀国造の遠祖・天手力男神の別名として「天石門別神」、中臣氏の遠祖・建御雷神の子として「天足別命」、伊勢国造の祖「天日別命」、物部氏同祖の「気津別」、阿智祝部・知々夫国造の遠祖・「阿智別命」、諏訪氏(洲羽国造、木蘇国造、守矢氏)の遠祖・「建御名方彦神別命」、「武美名別命」(武水別命)などがある。 また、『魏志倭人伝』には邪馬台国の官名として弥馬獲支(ミマワケ)が記録されている。
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