磁気ノズル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/04 06:57 UTC 版)
磁気ノズルはプラズマの制御技術として考え出されたノズルである。 プラズマはプラズマ全体で見れば電気的に中性であるが、ミクロ的に見ると電離したイオンや自由電子、すなわち荷電粒子の集まりであり、それらが不規則に飛び回っている。ここに磁場をかけるとローレンツ力によって荷電粒子の流れが整えられる。さらに磁場を変化させることによってその流れの向きを変化させられる。これが磁気ノズルの動作原理である。 核融合炉や核融合ロケットを制御するための研究が進められている。
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