硬膜外腔の確認法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/21 02:48 UTC 版)
いくつかあるが、代表的なのは抵抗消失法、懸滴法、触感法である。 抵抗消失法:内筒を抜き生理食塩水を入れたシリンジに接続し、シリンジを押しながら針を進めると硬膜外腔に達した時に急に抵抗がなくなる。 懸滴法:内筒を抜き針の接続部に水滴(生理食塩水または局所麻酔薬)をつけ、針を進めると、硬膜外腔に達した時に陰圧により水滴が引き込まれる。 触感法: 針先が黄色靭帯を抜けて硬膜外腔に入った時の、貫通感を手に感じることで確認する方法。通常、抵抗消失法と併用される。
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