石川人成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/25 19:27 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動石川 人成(いしかわ の ひとなり)は、奈良時代の貴族。従三位・石川石足の子。官位は従五位上・民部大輔。
経歴
天平勝宝3年(751年)従五位下に叙爵。淳仁朝にて、節部少輔/大輔・仁部少輔・信部大輔を歴任。この間の天平宝字6年(762年)従五位上に叙せられている。
天平宝字8年(764年)4月に武蔵守として地方官に転じたためか、同年9月の藤原仲麻呂の乱での動静は伝わらない。称徳朝の神護景雲2年(768年)民部大輔に任ぜられ、京官に復している。
官歴
『続日本紀』による。
- 時期不詳:正六位上
- 天平勝宝3年(751年) 正月25日:従五位下
- 天平宝字3年(759年) 5月17日:節部少輔
- 天平宝字4年(760年) 2月20日:仁部少輔
- 天平宝字5年(761年) 10月1日:節部大輔
- 天平宝字6年(762年) 正月4日:従五位上
- 天平宝字7年(763年) 4月14日:信部大輔
- 天平宝字8年(764年) 4月11日:武蔵守
- 神護景雲2年(768年) 2月18日:民部大輔
系譜
脚注
参考文献
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