矢島蔦子(やじま つたこ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 01:49 UTC 版)
「夏のおわりのト短調」の記事における「矢島蔦子(やじま つたこ)」の解説
袂の叔母で、物語の真の主役。袂からは行動的で理知的だと思われていた。姉も憧れていた洋館の一家にに嫁入りし、息子の一番での大学受験合格に喜ぶ。理想の家族を築き上げてきたが、実は家族が自分のしいたレールの上を歩くのに行き詰まりを感じているのを知っており、夫が夜中に外出していることも見て見ぬ振りをしていた。袂が知人の勉強会への参加を拒んでからは、一日中監視するようになり、家出後は、よりきついものになった。袂が二平に出そうとした残暑見舞いを、アメリカの両親への暗号文書だと思い込む。実は、袂の父親に片思いしていた。
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