矢島御所とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 矢島御所の意味・解説 

矢島御所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 00:20 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

矢島御所は、現在の滋賀県守山市矢島町にかつて存在した居館。室町時代末期に、永禄の変から逃れた足利義昭が、将軍就任前の1565年永禄8年) から1566年(永禄9年)にかけて滞在した。矢島館とも呼ばれる

概要

1565年(永禄8年)、永禄の変で13代将軍・足利義輝が殺害されると、その同母弟で興福寺一乗院門跡覚慶を名乗っていた義昭は、一時期松永久秀の保護下で監禁されていたが、兄・義輝の旧臣一色藤長細川藤孝らの手により救出される。義昭は奈良を脱出して甲賀に潜伏した後、六角氏を頼って矢島に入り、矢島御所に滞在した[1]。滞在中の1566年(永禄9年)に覚慶は還俗して義秋を名乗った[1]

脚注

  1. ^ a b 広報もりやま2014年7月15日号 11ページ (PDF) - 守山市(ページ下段の「守山の歴史散策 シリーズⅥ(最終回)  将軍足利義昭の矢島御所」を参照



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  矢島御所のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「矢島御所」の関連用語

矢島御所のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



矢島御所のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの矢島御所 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS