矢吹町民管弦楽団とは? わかりやすく解説

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矢吹町民管弦楽団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/06 16:00 UTC 版)

矢吹町民管弦楽団 (やぶきちょうみんかんげんがくだん)は、福島県西白河郡矢吹町に所在するアマチュア・オーケストラ

活動の本拠地(事務局)

矢吹町文化センター(福島県西白河郡矢吹町)

概要

矢吹町では、1993年4月1日、矢吹町文化センターが開館し、同時に、ホワイエには、「矢吹町民管弦楽団第1回定期演奏会」の看板が掲げられた。これは、この2年前、隣接する石川町にて、石川フィルハーモニックが設立されたことにより、これに触発される形で、矢吹町でもアマチュア・オーケストラの設立を期待し、看板を掲げたと思われる。尚、当該演奏会の開催日は、2003年11月3日と記載されており、開館から10年後に、町民オーケストラが実現することを期待していたと思われる。

しかし、町内の小学校中学校高校に、吹奏楽部は存在するものの、管弦楽部はなく、町内では、特に弦楽器の経験者が皆無となっていた。このため、町民の有志による設立に向けた動きが見られなかった。

このような状況から、町が主体となって設立したオーケストラである。

歴史

  • 1993年4月1日 – 矢吹町文化センター開館。
  • 1999年1月 - 当時の町長が、年頭のあいさつで、町民管弦楽団結成に向けての支援を表明する。[1]
これに伴い、同年、矢吹町文化センター内で今後の方針が検討された。その結果、町でオーケストラに必要な弦楽器を一式購入した上で、講師を雇うと共に参加者を募り、演奏会の開催に向けて、人材を育成することになった。尚、管打楽器については、町内の社会人吹奏楽団から、人材の供給を受けることとした。
  • 2000年4月 - 町の平成12年度予算として、矢吹町民管弦楽団事業に、一般会計から254万円を計上、弦楽器を揃えると共に講師を雇い、弦楽器講座を開講した。[2][3]
  • 2001年4月 - 町の平成13年度予算として、矢吹町民管弦楽団事業に、一般会計から275万円6000円を計上し、事業の拡大と継続を図った。[4]
  • 2003年4月 - 町の平成15年度予算として、矢吹町民管弦楽団事業に、一般会計から1053万円を計上、第1回定期演奏会の開催に向けて、本格的な準備を進めることとなった。[5]
しかし同年、矢吹町文化センター内に設置されていた第1回定期演奏会の看板は撤去され、11月3日には、別のイベントが開催された。[6]

その他

脚注

  1. ^ 広報やぶき1999年1月号
  2. ^ 広報やぶき2000年4月号
  3. ^ 広報やぶき2003年2月号
  4. ^ 広報やぶき2001年4月号
  5. ^ 広報やぶき2003年4月号
  6. ^ 広報やぶき2003年10月号
  7. ^ 福島民報2003年12月16日付朝刊



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