直接侵害と寄与侵害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 14:38 UTC 版)
侵害行為には「直接侵害」「間接侵害」「寄与侵害」がある。違法配布されているイメージファイルを入手しマジコンで起動させる行為は、違法な公衆送信を助長して侵害に寄与するという意味で、寄与侵害にあたる。日本では過去の判例に著作権法の寄与侵害が認定された例は一例もない。このため、マジコンを規制するという法文・判例解釈を行うのは難しいと見られている。あくまで著作権の侵害を行うのはマジコン製造・販売業者ではなく、本来個人用としてコピーされたデータを公衆に頒布できるようにアップロードした者(直接侵害)、あるいは交換できる場を提供した者(間接侵害ないしは侵害幇助)である。
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