直列流サイクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:46 UTC 版)
「二重効用吸収冷凍サイクル」の記事における「直列流サイクル」の解説
直列流サイクルは、高温再生器から低温再生器へ吸収液を直列に流すものである。 1 - 蒸発器で液体の冷媒を低い圧力に保った低温で気化させ QE 冷却する。 →1' 1',6 - 吸収器で吸収液に冷媒蒸気を吸収させる。吸収液濃度 ξ1 →2 2 - 吸収液ポンプで希吸収液を低温液熱交換器へ送り QH 熱交換する →7 7 - 吸収液ポンプで希吸収液を高温液熱交換器へ送り QHH 熱交換する →7H 7H - 高温再生器で QG の熱で希吸収液を加熱する。 →5H 5H - 濃吸収液と冷媒蒸気に分離する。 →4H,4H' 4H - 再生器から高温液熱交換器へ圧力差で濃吸収液を送り QHH 熱交換する。吸収液濃度 ξ3 →8H 4H' -低温再生器で QCH 冷却し冷媒を液化する。 →3H 8H - 低温再生器で QCH の熱で希吸収液を加熱する。 →5 5 - 濃吸収液と冷媒蒸気に分離する。 →4,4' 4 - 再生器から低温吸収液熱交換器へ圧力差で濃吸収液を送り QH 熱交換する。吸収液濃度 ξ2 →8 8 - 吸収器で吸収液を QA 冷却する。 →6 4' - 凝縮器で QC 冷却し冷媒を液化する。 →3 3,3H - 凝縮器から蒸発器へ圧力差で液化した冷媒を移送する。 →1
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