白紙の原則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 09:50 UTC 版)
「継承国」も参照 国家が新たに独立した場合、独立前に属していた国家の権利義務を継承するかどうかは新国家の判断に任される。これを国際法学では、白紙の原則(clean-slate rule)と呼ぶ。国際条約としては条約に関する国家承継に関するウィーン条約第16条。ただし、新国家の領域内の政府財産は、新国家に帰属する。だが、ウクライナがソ連から独立した際、ソ連の継承国家であるロシアは、ウクライナ領内の黒海艦隊の帰属権を主張したため、黒海艦隊は両国の間で分割された。
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