病原菌に対して拮抗するもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 20:45 UTC 版)
「生物農薬」の記事における「病原菌に対して拮抗するもの」の解説
生物農薬(菌類)が病原菌に対して、生息場所や栄養の摂取で拮抗(競合)し、その結果、病原菌の活動を抑制するもの。 例:灰色カビ病菌に対するバチルス・ズブチリス剤(細菌、学名Bacillus subtilis)は、植物に住着き、栄養物(植物の代謝する有機物、空中に浮遊する有機物など)を摂取する。後から病原菌が来ても、既に生息場所や栄養分を押さえられているので排除される。(本剤が病原菌と拮抗)
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