申請手続等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 14:35 UTC 版)
限定解除審査の申請は2通りある。 直接運転免許試験場に行き、申請手続き後に審査(実質的には技能試験と全く同じ試験)を受ける。試験場での審査には、申請手数料と貸車料が必要となる。 限定解除審査に相当する内容の教習を指定自動車教習所で受け、指定教習所での技能審査に合格(運転免許試験場での審査は免除される)した後、3ヶ月以内に合格証を持参して、住所地近くの運転免許試験場に赴き『免許の条件等』変更の申請手続きを行う。(兵庫県では警察署でも可能。)教習所により異なるが、所要実技教習時間は、おおよそ4 - 6時間。必要金額は、入所金を除けば、限定なし免許教習金額と限定免許教習金額の差額が相場である。 試験内容は修了検定と同じで、試験日も修了検定と同時に行われることがほとんどで、教習所によるが受験料も同額である。 教習所の技能審査合格証明書を持参して手続きする場合でも申請手数料が必要であるが、既に検定試験に合格している為、技能試験の貸車料はかからない。 試験場での審査に合格、または教習所の技能審査合格証明書を試験場に提出すると、既所持免許証の裏面の備考欄に、限定解除した旨の記載がされ、ICチップの記録情報が変更される。この際、運転免許証交付手数料の追加費用はかからない。 その後、免許の期限満了による更新、他の免許取得による新規発行若しくは免許証の再交付を受けるなど、運転免許証が新しいものになれば、券面上でも限定なしの運転免許証と同じとなる。
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