由来、運命の選択
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/18 20:31 UTC 版)
エアレンディルがアマンの地にて中つ国の窮状をヴァラールに訴えたさい、ヴァラールは、かれとその妻エルウィングを裁くため、ふたりがエルダール(エルフ)であるのかエダイン(人間)であるのか議論した。かれらがエルフと人間、双方の血を引いていたからである。 そしてエルフと人間の血を引く四人、エアレンディル、エルウィング、エルロンド、エルロスには、二つの運命のうち一つを選ぶ権利を与えた。そのため、かれらは半エルフと呼ばれる。エルロスは人間の運命を選び、かれとかれの子孫は、並の人間よりは長命ではあるが、有限の命を持つことになった。エルロンドはエルフの運命を選び、かれとかれの子供たちは不死性を得た。 四人の半エルフのうちエアレンディルとエルウィングは中つ国に帰ることを許されず、エルロスはヌーメノールの王として死んだ。そのため、第三紀において「半エルフ」とは、エルロンドを意味する。
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