田中真美子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/14 15:29 UTC 版)
![]() 富士通レッドウェーブ時代 (2019年10月4日) | |
引退 | |
---|---|
ポジション | C(センター) |
基本情報 | |
愛称 | マナ |
国籍 |
![]() |
生年月日 | 1996年12月11日(28歳) |
出身地 | 東京都 |
身長(現役時) | 180cm (5 ft 11 in)[1] |
体重(現役時) | 70kg (154 lb)[1] |
キャリア情報 | |
出身 |
東京成徳大学高等学校 早稲田大学 |
選手経歴 | |
2019-2023 | 富士通レッドウェーブ |
田中 真美子(たなか まみこ、1996年12月11日 - )は、日本の元女子バスケットボール選手である。ポジションはセンター。東京都三鷹市出身[2]。
兄はラグビー選手の田中真一。夫はプロ野球選手の大谷翔平[3]。
来歴
小学校の頃は空手を習い、日野市立日野第一中学校では「球技系の部活動に入りたい。」、「兄がバスケットボール部だったから。」という理由でバスケットボールを始め、中学3年生の時には身長は177cmあった。部活では都大会に出場、ベスト16という成績を残した[4]。3年時に1学年上のバスケットボールアジアU-16選手権日本代表に抜擢され[5]、東京成徳大学高校卒業後早稲田大学に進み、3年時にユニバーシアード日本代表として銀メダル獲得[6]。
2019年、富士通レッドウェーブに加入。 以前はセンターポジションを務めていたが、フォワードにコンバートされた。シーズンは12試合に出場し、1試合平均9.4分、3.3得点、3.6リバウンドを記録し、チームは13勝3敗となった。同年のユニバーシアードにも2大会連続で選出[7]。
2021-22シーズンでは、1試合平均13.3分、4.2得点、2.9リバウンドを記録。レッドウェーブはレギュラーシーズンで17勝3敗となり、プレーオフファイナルに進出したが、トヨタ自動車アンテロープスに敗れた。2021年8月、日本代表候補に選出[8]。
2022-23シーズンでは、1試合平均24分の出場で、7.8得点、6.0リバウンドを記録した。レギュラーシーズン最終戦では、10得点、11リバウンドのダブルダブルを達成した。プレーオフでは、準々決勝でENEOSサンフラワーズに敗れた。
2023年4月に引退を発表した[9]。
引退後
2024年2月29日、プロ野球選手の大谷翔平が自身のInstagramにて結婚を発表[10]。3月15日に田中と並ぶ写真が初めて公開された[11]。
2024年12月29日、第1子を妊娠していることを発表した[12][13]。2025年4月19日(日本時間20日)に夫の大谷がInstagramで、第1子の長女が誕生したことを報告した[14]。
日本代表歴
2011年のバスケットボールアジアU-16選手権で優勝、2012年のFIBA U17バスケットボール・ワールドカップで4位、2014年のバスケットボールアジアU-18選手権で準優勝、大学在学中はU-23の代表チームでプレーし、2017年に台湾で開催された夏季ユニバーシアードで日本代表として銀メダルを獲得した。この大会では、1試合平均20.8分、8.2得点、4.8リバウンドの成績を残し、2019年の夏季ユニバーシアードに再び出場し4位になった。彼女は2021年のFIBA3x3女子オリンピック予選トーナメントに備えるため3x3代表チームでトレーニングし、チームと共に大会に遠征したものの、最終メンバーには入らなかった。
- 2011 U-16アジアカップ
- 2012 U-17アジアカップ
- 2017ユニバーシアード
- 2019ユニバーシアード
- FIBA 3×3 Olympic Qualifying Tournament 2021(予備選手)[15]
個人成績
略称説明 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GP | 出場試合数 | MPG | 平均出場時間 | FG% | フィールドゴール成功率 |
3P% | フィールドゴール成功率 | FT% | フリースロー成功率 | RPG | 平均リバウンド数 |
APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 | BPG | 平均ブロック数 |
PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ | リーグリーダー |
年度 | チーム | 所属リーグ | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019–20 | 富士通レッドウェーブ | バスケットボール女子日本リーグ | 12 | 9.4 | .619 | .273 | .714 | 3.6 | 0.3 | 0.4 | 0.5 | 3.3 | ||
2020–21 | 富士通レッドウェーブ | バスケットボール女子日本リーグ | 19 | 18.8 | .586 | .282 | .577 | 4.2 | 0.7 | 0.8 | 0.9 | 7.9 | ||
2021–22 | 富士通レッドウェーブ | バスケットボール女子日本リーグ | 19 | 13.3 | .477 | .313 | .800 | 2.9 | 0.1 | 0.3 | 0.5 | 3.8 | ||
2022–23[16] | 富士通レッドウェーブ | バスケットボール女子日本リーグ | 28 | 24.0 | .477 | .250 | .696 | 6.0 | 0.7 | 1.0 | 0.9 | 8.9 |
脚注
- ^ a b 「田中 真美子 富士通 レッドウェーブ」一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ。2023年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月15日閲覧。
- ^ 第21回Wリーグ 新人選手アンケート vol.11 (富士通:田中真美子選手) Wリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)公式サイト 2019年7月5日
- ^ Brianna Williams, ESPN (2024年3月14日). “Shohei Ohtani shares first photo with wife, Mamiko Tanaka” (英語). ESPN. 2024年3月21日閲覧。
- ^ “バスケットはみんなで楽しむもの/田中真美子①|富士通レッドウェーブ FUJITSU Red Wave”. note(ノート) (2023年2月21日). 2025年3月4日閲覧。
- ^ 日本代表チーム紹介|第2回FIBA ASIA U-16女子バスケットボール選手権大会 財団法人日本バスケットボール協会 2011年11月28日
- ^ 「早稲田大学のユニバ代表コンビ田中真美子&中田珠未(後編)「早稲田で大学日本一になって、もう一度ユニバへ!」」『バスケット・カウント』2017年9月15日。2020年2月15日閲覧。
- ^ 「女子ユニバ代表メンバー決定、中田珠未や髙田静ら12名がイタリアへ」『バスケットボールキング』2019年6月10日。2020年2月15日閲覧。
- ^ 「2021年度バスケットボール女子日本代表チーム 「FIBA 女子アジアカップ2021(ヨルダン)」日本代表候補選手 第8次強化合宿 参加メンバー発表」『公益財団法人日本バスケットボール協会』2021年8月26日。2024年3月31日閲覧。
- ^ 「【女子バスケットボール部2022年度退団者コメント】」『レッドウェーブ』2023年4月24日。2024年3月31日閲覧。
- ^ 「大谷翔平さん、結婚を発表 相手は日本人女性」『BBC NEWS JAPAN』BBC、2024年2月29日。2024年12月29日閲覧。
- ^ 「大谷翔平選手、結婚相手が明らかに 妻との写真公開」『BBC NEWS JAPAN』BBC、2024年3月15日。2024年12月29日閲覧。
- ^ 「ドジャースの大谷、真美子夫人の妊娠公表 インスタで「待ち切れない!」 米大リーグ」『時事ドットコム』時事通信社、2024年12月29日。2024年12月29日閲覧。
- ^ 「大谷翔平、真美子さんの第1子妊娠を報告「小さなルーキーが…」 エコー写真&キュートなベビーグッズの写真添える」『ORICON NEWS』oricon ME、2024年12月29日。2024年12月29日閲覧。
- ^ “大谷翔平、長女誕生を報告「僕の娘へ…ありがとう」 妻・真美子さん出産「愛する妻に感謝」”. THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュース・コラム. Creative2 (2025年4月20日). 2025年4月20日閲覧。
- ^ 「五輪予選へ挑む3×3女子日本代表へ。日本からエールを送る。」『FLY BASKETBALL CULTURE MAGAZINE』2021年5月26日。2024年3月1日閲覧。
- ^ “Fujitsu Red Wave basketball – 2023”. Asia-basket.com. 2024年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月27日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 田中真美子のページへのリンク