田中家住宅時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 16:29 UTC 版)
昭和恐慌などにより1936年(昭和11年)に業務を終えた田中銀行は、頭取の田中家の住居となった。建物2階の和室3室は、甲州街道を挟んだ田中本家へ第二次世界大戦中疎開していた北白川宮家の侍従・水戸部孚に住居として使用され、北白川宮家所縁の品々が今日もそのまま残されている。 北白川宮家と田中家との縁は、1913年(大正2年)11月に山梨県で開催された機動演習に参列した北白川宮成久王の宿舎として、田中家が御用を仰せつかった時からのもので、その後も数回にわたり複数の宮家の宿舎や休憩所として田中家は利用されていた。 侍従が過ごした2階の和室 三つ葉葵の箪笥
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