甘蔗義邦とは? わかりやすく解説

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甘蔗義邦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/01 05:33 UTC 版)

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甘蔗 義邦(かんじゃ[1] よしくに、1891年明治24年)2月21日[1] - 没年不詳)は、朝鮮総督府官僚

経歴

岐阜県に川上貞蔵の四男として生まれ、甘蔗義尭の養子となった[1][2]東京帝国大学法科大学政治科に学び、在学中の1917年大正6年)に高等文官試験に合格し、翌年卒業した[1][3]。朝鮮総統府試補、道事務官平安南道財務部長、江原道警察部長、朝鮮総督秘書官を歴任し、1929年昭和4年)に欧米各国に出張した[1]。帰国後、警務局衛生課長、咸鏡南道内務部長、江原道内務部長を経て、1934年(昭和9年)に平壌税務監督局長に就任した[4]1936年(昭和11年)より京城府尹に、1937年(昭和12年)より京畿道知事となった[4]

1940年(昭和15年)に退官した後は、朝鮮放送協会会長を務めた[3]

脚注

  1. ^ a b c d e 日本官界名鑑 1937.
  2. ^ 『朝鮮人事興信録』(朝鮮人事興信録編纂部、1935年)では石川県鹿島郡相馬村出身。
  3. ^ a b 大衆人事録 1943.
  4. ^ a b 人事興信録 1939.

参考文献

  • 日本官界情報社編『日本官界名鑑 昭和十二年版』日本官界情報社、1937年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第12版(上)』人事興信所、1939年。
  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版』帝国秘密探偵社、1943年。



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