現物合わせ
部品を組み付ける場合、一方に他方を合わせること。図面寸法どおりにできていない場合に、片方の部品だけを修正して相手に合わせる場合や、双方の部品が定められた基準寸法でできているにもかかわらず、合い具合の目標品質が達成できない場合がある。このようなときに、どちらかの部品精度を固定して、合い具合の目標品質ができるように他方の部品の基準を修正することも、現物合わせという。結果としてそのまま量産を続ける場合には、図面や検査の基準などをその現物に合わせて修正しておかないと、将来問題が起きてくる。
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