現在における用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/11 15:21 UTC 版)
「サワッディー」とは現代では形式的な言葉という見方が一般的であり、先に紹介した「パイナイマー?」等の挨拶や比較的近年に登場した「ワーンガイ?」(どうですか?)といった挨拶が庶民の会話では好まれる。理由としては、「サワッディー」は普段使われることのないサワディという言葉に語源を有しているため、小難しい響きがあり、若干ながら発音も難しいためである。また「サワッディー」以外の挨拶では相手の返答で会話を続けることができるが、「サワッディー」はお互いに小難しい響きの言葉の投げ合いで終わることもあるからである。しかし、ある程度は庶民の会話でも利用されており、とくに「サワッディー」の後に「パイナイマー?」などの語をつけて使われることもある。 また、意味が小難しいことや、ほんの少しであるが発音が難しいことは「サワッディー」の純タイ語化を促し、意図的にまたは無意識に「ワッディー」(หวัดดี)と発音されることもあり、ひどいものでは「ディー」とだけ発音される場合もある。これらは公式の場での挨拶にはそぐわないとされているが、庶民的な場面では非常に多く見られる。
※この「現在における用法」の解説は、「サワッディー」の解説の一部です。
「現在における用法」を含む「サワッディー」の記事については、「サワッディー」の概要を参照ください。
- 現在における用法のページへのリンク