現像後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 20:02 UTC 版)
褪色と呼ばれる現象が発生し、カラーバランスが崩れると同時に画像が徐々に薄くなっていく。常温常湿下で保管していると数十年経つと褪色が明らかに確認できることが多い。基本的に低温低湿下で保管するほど褪色の影響は少なくなる。市販のフィルムスキャナなどではこの褪色を復元する機能を標準で搭載しているものが多い。なお、この褪色は色素が劣化することによって起こる現象であり、銀粒子によって画像を構成しているモノクロフィルムの方が経年耐久性は格段に高いとされる。印画紙はフィルムよりも経年耐久性が高いとされ、長期間保管する写真はプリントした状態で保管することが望ましいとされる。
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