現代ラパ・ヌイ語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 17:17 UTC 版)
現代ラパ・ヌイ語は、分類中でそれ自身の下位グループを形成している: これはラパ・ヌイが一方で中東ポリネシア語 (マルキーズの言語、ラパ語およびタヒチの言語) 他方では東ポリネシア語全体を構成していることを意味する。 東ポリネシア語の中では、形態論的にマルキーズ語に最も近いが、他のポリネシアの言語から失われた子音を比較的残しているという点だけを比べるなら、音韻論的にはニュージーランド・マオリとの共通部分がより多い。 すべてのポリネシアの言語と同様、ラパ・ヌイ語は比較的子音が少ない。東ポリネシア語独自の特徴として、ラパ・ヌイ語はポリネシア祖語が当初持っていた声門破裂音を保存していた。ラパ・ヌイ語はVSO型言語である。 ラパ・ヌイの言語について書かれた最近の著書のうちもっとも重要なものはVerónica du FeuのRapanui (Descriptive Grammar) (ISBN 0-415-00011-4)である。
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